子供の成長や吸収力の速さには驚かさせれますよね。
3歳、4歳、5歳になると、ひらがなが読めるようになった、書けるようになったなど”字”の世界に興味を示してきます。
「見て!”の”書けたー!」と見せてもらっても読めなかったり、鏡文字になっていたり、なかなか”書けた”とは言えない字が多いです。
教えようとしても嫌がって苦労する方も多いのではないでしょうか?
名前は書けるようになってほしいなぁ。
小学校に入学する前に、ひらがなは書けるようになってほしいなぁ。
ひらがなを練習するには水習字が良かったですよ!
私の娘は筆を使って書くことが面白く、自発的に練習しています。
水習字は衣類が汚れる心配もなく、鉛筆ではない新しい書く道具という物珍しさがあり子供の興味をそそります。
また、筆で学ぶ事で書き順も覚えることが容易になり、一石二鳥です♪
この記事では、私が考えるひらがなの練習に水習字が適した理由について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
この記事を読めば・・・ |
ひらがなの成り立ち
ひらがなは漢字を簡単に書けるように、省略して生まれた文字になります。
中国から漢字が伝わり、当時は漢字の読みの部分を日本語に合わせて書かれていました。
例えば、アメリカは”亜米利加”と書かれるのと同じで、いわゆる”当て字”です。
長い歴史の中で何度も書かれていくうちに簡略化され、平安時代にひらがなが生まれました。
水習字をおすすめする理由
ひらがなを覚えるために、なんで水習字なの?
水習字の特徴が関係していると思います。
私が娘と楽しく、正しく練習できるようになった水習字のおかげです♪
実感した子供への良い影響、水習字のメリットを4つご紹介します。
ダイナミックに書ける
手先で小さな字を書く鉛筆と違い、筆で半紙に大きく1文字を書くため身体の動きが大きく、書いた字も迫力があります。
達成感や満足感が味わえ、もっと書きたいという気持ちにしてくれます。
また、はねる、はらうなどの細かい点に気づきやすい印象です。
でっかく書けて面白かった!
”も”が書けるようになったよ!
子供にとっては練習というより、お絵描きに近い感覚のようです。
子供の興味を引き付ける
色ペンや色鉛筆などでは、練習の声をかけても何度も断られていました。
ですが、水習字を見せて「一緒にやろう!」と声をかけると「やる~!」と楽しそうに書きます。
気持ちが乗ってくると正しい書き順や字形について教えても素直に受け入れることが増えました。
見慣れない筆や紙で書くのは特別感があるみたいですよ!
書き順を覚えやすい
ひらがなが生まれた平安時代は筆を使用して書かれていました。
筆を使って練習することで止め、はね、はらいといった線の流れが分かりやすくなります。
例えば「1画目から2画目へ行く見えない線があるんだよ」と、はらい、はね等の後に筆を宙に浮かせて2画目へ移動する様子を見てもらいます。
筆を自然に動かせるようになり、書き順を覚えられます。
部屋が汚れず、管理も簡単
習字を家でやるとなった場合、墨汁と後片づけがハードルを上げていると思います。
墨汁の扱いを幼い子供が行うのは難しいです!
そこで、水で書ける水習字は用意するのは水、水を入れる容器のみです。
練習中はこぼしても拭くだけ、片付けは水を捨て、筆を乾かすだけと簡単です。
怒られないでいっぱい書ける♪
忙しい毎日の中でタイムパフォーマンスがいいと思います。
幼児におすすめの水習字セット 3選+おまけ
水習字せっとにもさまざまな商品があります。”幼児向け”という点から私が選んだものを3つ紹介します。
「あかしや 水書きセット」、「呉竹 水でかんたんお習字セット」、「パイロット 何回でも書ける! お習字入門セット」をおすすめします。
比較してみましたので、参考にして下さい。
どれを買ったらいいんだろう?
”どう教えるか”、”子供にどうなってもらいたいのか”目的によって決めたら良いと思います。
あかしや 何度でも書ける! 水書きセット | 呉竹 水でかんたんお習字セット | パイロット 何回でも書ける! お習字入門セット | |
冊子 | 1冊 | 1冊 | 1冊 |
用紙 | 3枚、罫線あり | 3枚(1枚罫線あり) | 4枚(薄く罫線あり) |
筆 | 太筆1本 | 太筆1本 | 太筆1本 |
硯 | なし | ある(スポンジ入り) | なし |
あかしや 何度でも書ける! 水書きセット
半紙に罫線があるので、整った字を書きたい場合は縦・横の中心を気にして練習することができます。
お手本も罫線ありで掲載されているので、お子さんに説明する時の目印にもなります。
筆にグリップがあり、筆の持つ場所をサポートしてくれるので初心者の方には分かりやすいです。
呉竹 水でかんたんお習字セット
冊子がカラーなので分かりやすくなっています。
半紙の1枚に罫線があるので、練習として書く場合、整った字を書きたい場合の両方を練習することができます。
硯とスポンジが付属されていることで、適切な水分量に調整して書け、水のつけすぎを防止できます。
スイスイおえかき 何回でも書ける! お習字入門セット
冊子が14ページあり、実物大のお手本を見て練習できます。
半紙の枚数が多いので、少しでも多くひらがなを練習したい場合は良いです。
子供は容器いっぱいに水を入れたり、筆からポタポタ垂れるほど水をつけて書いたり、驚く行動をします。
耐水性であるため、半紙がシワになりにくく書きやすくなってます。
ちなみに、娘は罫線なしの半紙を好んで書いていました。
おまけ
半紙が乾くまで5分ほど時間がかかります。
一度にたくさん練習したいという方は、合わせて、半紙のみのセットもありますので準備すると良いと思います。
体力があって「もっと楽しく大きく書きたい!」というお子さんにはおすすめです。
付属のペンでなく、筆を使います。
半紙よりも大きくのびのびと書けるので喜ぶと思います。
※正式な使用方法とは異なります。
まとめ|ひらがなの練習には水習字を試そう!
ひらがなの練習にはまず、子供が自発的に行いたいと思うことが大切です。
嫌がらずに行える環境、準備を整えてあげると書くことが好きになり、書き方の注意点を伝えても耳を傾けてくれやすくなります。
その子に合った色々な方法はあると思います。
遊びの要素を取り入れながら水習字を試してみてはいかがでしょうか?
親子で楽しくひらがなの練習が出来ることを願っています⭐
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